駒場東邦 中学校 高等学校
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先生の意見に折れてただ受け入れるのは何か違う。こう言ったら先生に納得してもらえるんじゃないかと、みんなで粘るんですよ。駒東にはそういった雰囲気、環境があるんです。 李:協力する時は協力し合って、競う時は競い合うという感じ。思考停止に陥って仲間意識だけで動くということはなかった気がする。そういった ことは自立する足がかりになったと思います。先生:生徒諸君が、自分で考えて切れ目なくがんばっているのが何よりの力ですね。カッコつけさせてもらうと、卒業する時に「先生のおかげ」ではなくて「自分たちでやったからここまで来られたんだ」と言えるようになってくれたら一番いいなと思っていました。探しにいこう、自らを生かし、支えてくれる環境を〜自分を信じて、より広い世界へ先生:では最後に、駒東受験を考えている小学生のみなさんにメッセージをお願いします。 李:みなさんは今、目の前のことに精いっぱい向かっていると思いますが、実はもっと大きなことに取り組める環境にいるということを少し意識して、もう一歩がんばれば、より広い世界がきっと見えますよ。岡本:自発的に外の世界も見て、自分のパッションだったり価値観のゆらぎみたいなものを追求していくといいと思います。船木:とりあえず目の前の物事を大切にしてほしい。好きなことに全力で打ち込めば将来、開けると思っています。貝沼:僕は卒業した後、北海道に行ったのですが、そこで北海道邦友会とい う駒東の卒業生が集まるイベントがあって。1回生、2回生の先輩たち からも話を聞けたのは、貴重な経験でした。僕は卒業してから駒東が もっと好きになった。駒東はそういった世界中にネットワークのあるい い学校なので、ぜひ入ってほしいなと思います。橘高:駒東に入って財産だと思えるのは友達だと、確信を持って言える。あたたかい目で見て下さる先輩もたくさんいて、それがすごく心の支えになっています。吉岡:駒東は非常に楽しかったし、本当にいい経験をさせてもらった。純粋 な気持ちでいい学校だったなって言える。もし文化祭や体育祭でこの学校いいなと思ったら、その直感は正しいと思うので、ぜひいつか僕の後輩になってくれたらうれしいです。せ(2017年10月28日 本校図書室にて)(2017年x邦友会在学中はもちろん、卒業後も家族的なつながりを大切にしています。本校のOBはすでに14,000名を超え、各界で活躍しています。邦友会はそうしたOBと本校をつなぐ同窓会組織で、学校行事への協力はもちろん、世界中に広がるネットワークを持って、様々な広報活動や親睦活動を行っています。全米邦友会対等だと感じるのではないかと思います。 李:一番印象的だったのは、修学旅行の行先を決めるプロセスを一からやらせてもらったこと。すごくいい勉強になったと思います。橘高:あと印象に残っているのは、身体に障がいをもった方々が主宰・出演している劇団「態変」の公演。あえて社会のいろんな側面を見せてくれたところが、とがっていたなと思いますね。印象的で刺激的な出来事の数々〜日々の授業に、行事に、ふんだんに岡本:中3日本史の、一次資料から読み解いていく授業。先入観やメディアの情報が正しいのか疑問をもってみる姿勢を学んだあの授業は、すごく楽しかった。 李:一番印象に残っているのは、中1の社会の授業。新聞を並べて「メディアリテラシー」という概念を学んだ。今いろいろ社会の出来事に対する中で、原点になっていると思います。橘高:各紙の社説を比較して「同じニュースでも言っていることがこんなに違う」ということに納得したり。 李:新聞といっても、社によって立場が変わるんだということを知って、僕の中では印象深かったですね。吉岡:僕が印象に残っているのは世界史の先生で、板書を書かないんです。先生の言葉をヒントに、歴史の流れ、つながりを考えてノートに書かないといけない。そこで論理的思考力が養われたのかなって思います。貝沼:僕は公民の授業で現場の人の話を聞いたのが勉強になりました。東電に内定後、震災があって入社を悩んだ方の話や、育休問題が大きく話題になった時に、助産師の方から聞いた話とか。橘高:僕は文化祭実行委員が印象に残っています。仲間を大事にしてチームで一丸となって目標に向かっていくということを学んだ。今、公務員試験の勉強会を友達とやっているのも、駒東時代からつながっていると思います。船木:一番印象に残っているのは「アクティブラーニング」という言葉があまり知られていなかった頃、化学の授業で生徒主導の実験をやらせてもらったこと。あと高3の時に勉強の悩みを先生に相談して救われて、そういう先生に出会えたことが、中高6年間で一番大きかったです。今でも先生にはいろいろ話を聞いてもらっています。岡本:先入観とか固定観念に対するゆらぎみたいなものを得る機会が多かったと思います。社会科見学で現場を見るというのもそうですし。自分の価値観がゆらいだ時に、相談できるかけがえのない友達に恵まれたと思います。先生:生徒たちが真正面から取り組んでいるから、得 るものも大きいんじゃないですかね。これだけの エネルギーでやってくるので、私たちは負けない ようにそれなりの準備をするのも大変ですが、それをやっていると楽しいし、本当に面白いですね。自分で考えることをやめない粘り〜それが自立への足がかりになる吉岡:駒東で学んだのは「粘り強さ」です。あいつよりもう少しいい考えが浮かぶんじゃないかと、もっと考えてみたり。部活や委員会活動でも、14

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