頌栄女子学院中学校
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27卒業生から在校生に引き継がれるスピリッツ 《「卒業生に受験体験談を聞く会」、「現役大学生の話を聞く会(東大・一橋大等)」講演・座談会記録より抜粋》本学院では、毎年卒業生を呼んで「卒業生に受験体験談を聞く会」(高1、高2対象)や「現役大学生との座談会」(対象中3以上)等を催しています。クラブや生徒会活動を通して身近に接していた上級生から直接得るアドバイスは、受験に対する迷いや不安を払拭し、生徒たちに大きな力を与えています。6年間の学院生活を通し、信頼と尊敬に満ちた「縦の繋がり」が強固になっていくのも、中高一貫校の特徴の一つです。卒業生と在校生との家族のような温かみのある関係は本校の校風をよく表しています。卒業生に聞く2016年3月卒業井上京香(東京工業大学第6類)私は頌栄での6年間、ハンドベルクワイアに所属していました。学年が上がるにつれて忙しくなっていきましたが、毎回の考査勉強だけはしっかりとやっていました。考査勉強をすることによる積み重ねが受験勉強での基礎学力になり、とても役立ちました。高校三年生からは、短期的、長期的な勉強計画をしっかり立てていました。自分ができる量を把握して達成可能な計画にすることが大切だと思います。高校三年生と聞くと、受験があり、つらく苦しいだけの毎日を想像する人もいるかもしれません。しかし、頌栄では多くの行事はもちろん、友達との日常など楽しむところはしっかりと楽しむメリハリのある受験生活を送ることができました。たまに息抜きすることで心を健康に保てたと思います。皆さんも後に振り返った時に楽しかったことも頑張ったことも思い返せる受験生活にしてください。2016年3月卒業楯 琴佳(一橋大学法学部)高1、高2の時の私は「大学受験」に対してとても暗いイメージを持っていました。模試の点数に苦しめられ、毎日勉強に追われる日々を想像していました。しかし、実際は勉強をしながらも学校行事に一生懸命になったり、時には息抜きに友達と遊んだりと、勉強以外の楽しい思い出もたくさんあります。さて、勉強の面で私が気を付けていたのはモチベーションです。例えば、計画を立てることでそれを実行することが勉強へのモチベーションにつながり、自分の到達点の指標にもなりました。志望校が同じ友達と近況報告をし、お互い刺激し合っていました。また、分からないこと、知らないことに出くわしたときは毎回調べ、メモすることも意識していました。受験勉強は学校の考査勉強とは違い、目標、勉強量、勉強内容を自分で決めなければなりません。だからこそ、受験勉強で得た力は大学生になった今でも役立っています。無駄な事は一つもない。そのことを信じて受験頑張ってください!2016年3月卒業尾臺沙綾(慶應義塾大学文学部)高3の4月、みなさんが他の受験生に対してたとえ一歩でもリードするために、部活動等忙しいでしょうが、毎回の考査勉強には真摯に向き合って欲しいと思います。知識や思考力だけでなく、毎日の学習習慣や自分に最適の学習法、結果として苦しい時に支えてくれるプライドまで身につき、先々への大きな自信につながります。英語をはじめ各教科とも、学校の授業と進度に合わせて努力していれば何も問題ありません。受験を乗り越えられたのも、頌栄で培った学力のおかげです。また、先生方の所に、質問、相談、添削依頼に、積極的に出向くことをお勧めします。本当に親身になって下さるので、モチベーションも上がり、この上ない強い支えになります。受験も最後は運だと思います。絶対に受かるなどという人はいないでしょう。大切なことは、あくまでも自分の憧れに向けて、最後まで努力を続ける過程です。受験が終わった後、結果はともあれ、胸を張って自分の経験を語れる人、受験生活を愛しいものだったと思える人、そういう人になって欲しいと心から願います。勉強、クラブ、行事、習い事、そして、遊びのバランスを上手にとって、充実した頌栄生活を楽しんで下さい!

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