明治大学附属 明治高等学校・明治中学校
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Shinji Anzo Ph.D.校長安藏伸治 1912年に旧制明治中学校として設立、100有余年の歴史をもつ本校は、明治大学の直系付属校として幾多の優秀な人材を輩出してきました。2008年に神田猿楽町から調布の地に移転、同時に男子校から共学校へと変化してきましたが、「質実剛健」・「独立自治」の校訓のもと、次世代の人材を育成しております。 「質実剛健」には、鵜澤総明初代校長が当時の生徒達に語った「第一級の人物」としての資質を持ち、健やかに育ち、社会のリーダーになって欲しいという願いが込められています。「独立自治」は、私学の雄として学問の独立を保つこと、そして生徒がお互いに協力しながら問題解決を図っていこうという精神を表しています。 本校の生徒は、学業成績や英語能力などが一定基準を越えれば、明治中学校から明治高等学校へ、また明治高等学校から明治大学へと全員が進学できます。ですから入学後は生徒同士が協力しあい、互いに切磋琢磨しながら成長していけば良く、競争をする必要はありません。本校では、中学からの6年間あるいは高校からの3年間を通して、大学や大学院といった高等教育において学ぶ高度な理論や技術を着実に理解するために必要な基礎学力をしっかりと身につけて欲しいと考えています。 つまり、大学に入るために勉強するのではなく、大学進学後や社会に出てからも耐えうるような基礎学力の強化こそが、直系付属校としての教育の本質だと考えます。そのためにも、本校では高校3年生になるまで文系と理系を分けることなく、生徒達は皆しっかりと多様な科目の勉学に励まなくてはなりません。 現代社会は、旧制明治中学校が設立された100年前と比較すると、世界中の情報へのアクセスが、格段と容易になり、かつ情報量も膨大なものとなっています。語学をはじめとする多様な基礎学力や教養がなくては、グローバル社会で活躍していくことはできません。わが国や世界をリードする「第一級の人物」を養成することのできる学校として、次の時代をリードする存在でありたいと思います。 GREETINGEDUCATIONAL POLICYHISTORYごあいさつ教育方針沿革● 創造性や個性を伸ばすことで、21世紀を担う「生きる力」を養う● 知性・感性・体力のバランスのとれた、人間性あふれる人物を育てる● 学校行事や班・部活動等を通じ、「質実剛健」「独立自治」の精神を養う明治大学は、1881(明治14)年、明治法律学校として創立されました。岸本辰雄、宮城浩蔵、矢代操という3人の青年法律家により、東京・有楽町の旧島原藩邸跡に開校したのがはじまりです。本校は、後に明治大学学長となった岸本辰雄により1911(明治44)年に設立されました。翌1912(明治45)年、男子校である旧制明治中学校が神田駿河台の明治大学構内で開校、1922(大正11)年には隣接する猿楽町校地に移転しました。初代校長は、明治・大正・昭和の三代にわたって法曹界・政界・学界で活躍した法学博士、鵜澤総明です。戦後の学制改革により、1947(昭和22)年には新制明治中学校、1948(昭和23)年には新制明治高等学校が発足し、推薦制度による大学までの一貫教育の方針を確立しました。その後、2008(平成20)年の調布校地移転に伴い男女共学となり、明治大学が設置する唯一の直系付属校として今日に至っています。岸本 辰雄鵜澤 総明02GREETING

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