かえつ有明中・高等学校
33/50

学校生活の中で経験するダイバーシティ 4月、東雲のキャンパスには真新しい制服に身を包んだ新入生たちがやってきます。慣れ親しんだ地元の友だちと離れた中1生にとって、うまく人間関係を構築することができるかどうかは、最初の大問題です。本校での中学期は男女別クラスでスタートします。男女別クラスは、安心して中学段階の学習に取り組むためのクラス編成です。一方でお互いの違いを理解できる高校期は、共学クラスです。 そして社会に出ると男女の区別はありません。異なる特性を持った男性と女性が、理解しあい、協働することが求められます。自我が形成される中学期に自身の特性を認識し、高校では共に学ぶことで、男女協働社会への自然な移行が可能となります。 異なる価値観を知る機会は、男子と女子の間だけではありません。一人ひとりも異なります。例えばサイエンス科では、様々な場面で「自分なりの意見」を述べるので、一人ひとりの違いを強く意識します。このような時、「自分」をどこまで主張して良いのか不安になりますが、サイエンス科には、他人の意見を批判しないというルールがあります。無理に「皆と同じです」とは言わなくていいのです。 男女別学だった中学期から、共学の高校期になった時には、学びのスタイルで3つのコースに分かれていくことになります。大学受験で一般入試を強く意識した難関進学クラス、様々な条件を加味した一般クラス、学ぶことそのものを追究した高校新クラスを選べるのも、学びのダイバーシティと言えるでしょう。 後述の大学生によるチューター制度では、本校の卒業生や本校とのインターンシップ協定により教えに来てくれる東京理科大の学生と、様々な触れ合いがあります。既に卒業し、社会人になっている方も、職場を体験させてくれたりすることもあります。 本校と縁の深い、2015年にノーベル賞を受賞された大村智先生も世界を体感させてくれるお一人です。 様々な価値観・多様性にかえつ有明の生徒は触れることになります。 将来、さらにグローバル化が進み、多様性が拡大するであろう社会に生きる生徒たち。学校生活で経験する「ダイバーシティ」は、未来に生きる財産となるはずです。Diversity別学クラスで知る男子と女子。日本とは違う文化の中で生活してきた帰国生。さまざまな世界を教えてくれる社会人。学校生活で知る多様性の中で、生徒は自分の居場所を見つけます。自分の居場所を見つける多様性を受け入れるダイバーシティ32

元のページ  ../index.html#33

このブックを見る