かえつ有明中・高等学校
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ネイティブ教員と「元帰国生」の教員による生活・学習サポート 本校の一般生の多くは、帰国生が多く入学しているということを理解しています。帰国生に影響を受けて、留学する生徒もいます。帰国生と一緒の学校生活に慣れているのがかえつ有明の一般生です。 一方で、帰国生側としても、最初は戸惑うことがあります。たとえば敬語がうまく使えない、部活動で先輩と後輩の関係性に慣れていない、発言のタイミングが合わずに先生から指摘されるなど。こうした積極的な帰国生にとって、同じような環境を経験し、理解できる自らが帰国生であった教員の存在が大切なのです。 本校では3名の「元帰国生」の教員にくわえて、海外の現地校などで長年勤務していた教員、また帰国生指導の経験豊富な教員が勤務しています。 さらにランゲージアーツやフィロソフィ、海外大学進学のサポートは、それぞれ専門の教育を受けてきた日本人どんな発言にも耳を傾ける帰国生の特性を活かして伸ばす徒の成長は、論理の組み立て方にあるといえます。もともと海外の小学校で、クリティカルシンカーを育てる授業を経験しているとはいえ、それは小学校のレベルです。中学でより高度なテーマに触れ、今までに考えたことのないことを思考することによって、今まであたりまえだと思っていたことを、疑問に感じるようになります。さらに人の意見を聞いて、いろいろなことに気づき、その上で自分の意見を表明するという、ディスカッションのマナーも身につけて、精神的にも大きく成長します。 ここでひとつ心配なのは「自分の意見を発信するのが苦手な子は授業に参加できないのではないか?」ということ。しかし心配はいりません。どんな発言に対しても、ネガティブな反応はしないことがこの授業の大前提なので、議論を繰り返すことで苦手意識を克服していきます。 フィロソフィの評価には、ルーブリックを用います。授業中の発言・議論に対する貢献度、そのクオリティなどを評価して、ランゲージアーツの試験とあわせたものが、帰国生の「英語」の総合評価となります。安心して学ぶための帰国生サポートフィロソフィのテーマ例グローバルTOPIC IN FOCUS: Do animals have language? The Austrian ethologist Karl von Frisch (1886-1982) observed that honeybees are able to communicate the location of a food source to one another without needing to travel together as a group outside their hive. After extensive study of their behavior, he determined that they were able to do this via the performance of a ‘waggle dance’, using the angle of the dance to indicate the direction of the food, and the duration of the dance to indicate its distance from the hive.If we think of human language use as something (1) grammatical, (2) innate, (3) creative, (4) goal-oriented, and (5) comprised of meaningful units, would it be accurate to draw the conclusion that honeybees have language?School Concept Book 2018 29

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